発酵食

【ぬか漬け】ズボラさんにもおすすめ「ぬか床」と、長く使うためのコツ!

腸活ブームも相まって、ぬか漬けが再注目されてから久しくなりました!

せっかく「醸しにすと」(発酵食スペシャリスト)の資格まで取っておいて、こんな事言うのもどうかと思うのですが(笑)、昔ながらのぬか床って、毎日のお手入れが大変!
香りから菌のバランスを予想して、あれこれ足してみたり、数日家を空けるのも難しい・・・まさに生き物ですね。

琺瑯のぬか床は、沢山の野菜をいっぺんに漬けられるのが良かったんですけどね・・・ズボラな私はお手入れが続きませんでした。

それでもやっぱり、ぬか漬けから得られる恩恵を諦めたくない!
そんな私がたどり着いた、愛用ぬか床&ぬか床を長持ちさせるための手入れのコツをご紹介します!

無印良品【発酵ぬかどこ】

言わずと知れた、無印良品の【発酵ぬかどこ】1㎏。
琺瑯での自家製ぬか床を諦めてから早1年半、それからずっとこちらのぬか床を使っています。

最初こそ、少し塩味が強くて、正直
「ぬか漬けというよりは塩の浅漬けっぽい味になるなぁ~」
と思いましたが、野菜を次々に漬けていくにつれ、ちょうど良い風味になってきたと思います。
(味に慣れてきただけじゃない⁉とも思われそうですが、ぬか床はその風味をキープし続ける方が難しいのです。)

日々のお手入れ

保管は冷蔵庫で行っています。

野菜を漬けこむときは、野菜の表面を塩でこすってから漬けた方が色がキレイに出るのは承知なのですが、ズボラな私は気が向いた時にしかやっていません(小声…)。

漬け上がった野菜を取り出した後、軽く空気を含むように全体を混ぜたら、二日間ほど何もつけずに休ませます。
その際、3回に一度くらいの頻度で、塩を適量混ぜ込みます。
(塩味がまだ濃い様なら見送ったり、その時々で調整しています。)

「1週間に一度程度はよくかき混ぜてください」と袋裏に書いてあるのですが、1週間放置して、怪しい臭いになってしまった事があるので、私は5日以上は放置しない様に気を付けています。

ぬかが減ってきてしまったら、同じく無印良品で、250gの補充用が販売されているので、そちらを足しています。


水分が多く出てしまったら・・・

水分の多いキュウリなどを着けるときには、野菜をぬか床に入れた後、上からキッチンペーパーを被せて、上下逆さまにして冷蔵庫に入れています。
そうすると、漬け上がった野菜を取り出す際、キッチンペーパーが水分を多く吸い込んでくれているので、ぬか床が水っぽくなるのをある程度防ぐことが出来ます。

  キッチンペーパーか清潔な布巾で覆い、しっかり封をして・・・

 

この状態で冷蔵庫へ。

 

上の処理をしてもぬか床が緩くなってしまった場合には、ぬか床を休ませるときにも、キッチンペーパーで覆いをしてから、逆さにして保管します。
その際、乾物の昆布やキノコを入れておくと、内部の水分も吸収してくれる上、ぬか床にうま味が移って美味しくなるので、おすすめです!
(これ本当におすすめ!!)

しばらく家を空ける場合は・・・

2~3日であれば、そのまま冷蔵庫に保管しておいても大丈夫だと思います。
ただ、上でも書いた通り、5日以上の放置はしない方が良さそうです。

私の場合、しばらくぬか漬けはお休みしたい時&家を5日以上開けるときは、そのまま冷凍庫へ入れてしまいます。
使用を再開するときは、冷蔵庫で1日解凍すると、元通りに使う事ができます。

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KALDI【ぬか漬けの素】

無印のぬか床よりも、さらにお手軽なチューブペースト状のぬかです。
 

私はいつもKALDIで購入していますが、スーパーでも同じようなチューブ状のぬかを目にするようになりました。

こちらは、お豆腐やゆで卵など、「ぬか漬けにしたいけど、ぬか床に入れてしまうと取り出すのが大変そう」な食品を漬けるのに利用しています。

チューブ裏にはラップを使用する方法が書かれていますが、水分が出てくるのが心配なので、食品用のビニール袋を利用しています。

 
水切りした絹豆腐も、ゆで卵と同じ要領で漬けられます。クリームチーズの様な風味になり、おつまみにも最適!

 

もちろん、野菜も美味しく漬けることが出来ます!
我が家では用途によってぬか床を使い分けていますが、「たまにぬか漬けを楽しみたい」という程度であれば、こちらのチューブだけでも十分かもしれませんね。

ぬか漬け生活、ストレスの無い程度に、緩く長く続けて行けたらと思います!