園選び

モンテッソーリ系の園に通って感じたメリット&デメリット

今年も9月がスタートし、いよいよこども園や幼稚園の入園手続きが本格化する季節になってきました。

むかーしむかし、管理人が子どものころは、「お勉強系」or「伸び伸び系」のほぼ2択だったのではないかと思われますが、今や「お受験系」「伸び伸び系」「シュタイナー」「モンテッソーリ」「ヨコミネ式」「運動バリバリ系」「オールイングリッシュ」・・・と選択肢が豊富になったものです。
今回は、その中で「モンテッソーリ教育」が行われている園を選択した我が家が、実際に通ってみて感じた事をご紹介したいと思います。

モンテッソーリ教育 メリットとデメリット

モンテッソーリ教育については、棋士の藤井聡太さんが受けていたことで近年注目を集めている教育法なので、ご存じの方も多いかと思います。
”GAFA”の創業者たちやオバマ前大統領が受けていた事でも有名ですね。
ここではモンテッソーリ教育についての詳細説明は割愛しますので、詳しく知りたい方は、管理人が園選びの際に参考にさせて頂いた▶日本モンテッソーリ教育総合研究所のHPをご覧になってみてください。

「モンテッソーリ教育の幼稚園」と言っても、モンテッソーリ教育の取り入れ方は園により様々です。ムスコが通う園では、モンテッソーリ教育の考えを基本として個人を尊重しつつも、集団生活におけるルールも学べるようにカリキュラムが組まれています。
自由時間が比較的多く取られているのが特色で、その時間は、「お仕事」「絵本」「外遊び」「お友達とおしゃべり」「ひたすらボーっとする」などなど、どこで何をして過ごすかを、自分で自由に選べるようになっています。朝の会や帰りの会、給食、集団作業の時間など、クラスや学年ごとに集団で活動する時間も設けられています。
クラスは縦割りなのが、モンテッソーリ園の特徴の一つのようです。年少~年長の3学年が一つのクラスを構成しています。
そんな園に通うようになって感じた「メリット・デメリット」を以下でご紹介します。

モンテッソーリ教育におけるメリット

ムスコがモンテッソーリ教育を取り入れている園に通うようになって感じたメリットは、以下の点です。

  • 「お仕事」で使われる教具のお陰で、指先の器用さが鍛えられる
  • 「お仕事」を通して集中力がつく
  • 自由時間で「自分は何をするのか?」を自分で選択することにより、「言われたからやる」ではなく、「自分がしたいからやる」という自立心と責任感が育つ
  • 自分の興味があること、好きな事は、とことん突き詰めて楽しめる環境がある
  • お互いの自由を尊重し合うことで、交渉力や自律心が育つ
  • 異年齢同クラスなので、年上の子を見習ったり、年下の子を手助けしたりすることで、心の色んな面での成長がみられる(尊敬する気持ち、慈しむ気持ち、助け合いの大切さ等々、数え切れませんね)
  • 「敏感期」に、適した教具や環境を整えられれば、その能力を伸ばすことができる

モンテッソーリ教育におけるデメリット?

これって本当にデメリット?

公園で会った他の園に通うママたちとの会話の中で、「モンテッソーリ教育、ちょっと誤解されてるなぁ(汗)」と感じることがいくつかありました。
実際にモンテッソーリ教育を取り入れている園に通ってみると、一般的にデメリットと思われてる事も、実際にはデメリットとは感じないことばかりだったりします。

モンテッソーリ園では、食器はプラスチックじゃなくて陶器やガラスを使うし、作業の中で刃物も出てくるって聞いたんだけど、幼児には危ないんじゃない!?
確かに給食は陶器やガラスの食器を使用しますが、「モノは扱い様によっては壊れる」を学ぶのには利点に感じています。「お仕事」の中で、ハサミのみならず、ナイフ類や針、釘を使用することもありますが、モンテッソーリの資格をお持ちの先生が「刃物類を使う際のルールを子どもたちが理解できている」と判断した場合にのみ、その刃物類を使う教具が登場します。もちろんそのお仕事の際は、先生がつきっきりで見守ってくれます。
個人の自由に重点が置かれている分、集団生活に慣れていなくて、小学校に上がってから苦労しそう~。
集団行動よりも個人の自由が尊重される部分は確かにあると思います。それでも子どもたちは幼稚園での時間を、他の園児と共に生活しています。
その中で、「自分が自由」な分「相手も自由」なわけで、それがお互いに干渉・衝突した際には、自分たちで解決策を見つけなければなりません集団の中で、お互いの個人の自由を平等に尊重するにはどうしたらよいか?を、自分で考え、相手と交渉する力を養うにはうってつけの環境だと感じます。(これって本当に大切なことで、大人でも自己主張ばかりしていて「お互いの自由を尊重する歩み寄り」が難しいシーンが多いと思います。)
この環境のお陰か、ムスコもお友達も、自分の主張をはっきり言う分、相手の話もきちんと聞ける子が多い印象があります。

実際「小学校に上がってから苦労するかどうか」は、入学してみないと分からない部分もありますけどね。確かに、「なんでこんな面白くない授業を聞かなきゃいけないの?」とか、「これは自分のためにならないからやりたくない」という、”ある程度しっかりとした理由付きの勝手さ”は出てきそうですが、そこは親や先生の力が試されるところでしょう(笑)。

身体を使う機会が少なくて、運動音痴になりそう!
おとなしく、集中して「お仕事」をしている印象が強いせいか、「あまり運動しなさそう・体力がつかなそう」というイメージを持つママもいました。
ムスコの通う園では、「教室でお仕事をする」も「外に出て身体を動かして遊ぶ」も、子ども自身で選択するので、インドア派の子どもたちは、お外で遊ぶのが好きな子たちに比べて運動量が少なくなるのは事実だと思います。
でもその分、その子が他に集中してやりたいことがあって、その能力が伸びるとしたらどうですか?その点を考えると、私はデメリットとは感じません。
また、我が家のムスコの様に、年少時はあまりお仕事に興味がなく、常にお外遊びを選択して園庭を駆け回りっぱなしのパターンもあります(苦笑)。

実際にデメリットと感じたこと

モンテッソーリ教育において私が感じたデメリットをあえて挙げるとすれば、以下の2点です。(どちらも大人の努力でどうにでもなる事です。)

  • 大人が子どものために行う「環境づくり」が、結構むずかしい!
    :子どもに備わっているという「自分を育てる力(自己教育力)」(参考:▶日本モンテッソーリ教育総合研究所HP)を発揮させるには、大人がその環境を整えてあげることが大切だそうです。子どもが混乱しないように、園だけでなく、家の中も同様に、出来る限り環境を整える必要があります。
    また、園に持参するグッズ(水筒、給食セットやお着替えセット等)も、「自分で使いこなせるか」を第一に考え、ひとつひとつ準備する必要があります。
    「これなら使えそう」「このタイプはまだ無理そう」という判断も、はじめは結構大変ではありますが、困った時には先生に相談し、アドバイスを頂く事でどうにか対応できています。
    始めは親も慣れていなくて混乱したりもしましたが、慣れてくると逆に良いこと尽くしでもあります。というのも、「子どもが自分で出来る環境にしてある」=「大人が手助けしなくても、何でも自分で出来る」ことになり、それが子どもの自信につながり、大人には時間や心の余裕も生まれます。
  • 「敏感期」の見極めが難しい
    :幼児期はいろんな事に興味を示す時期で、私から見ると、今のムスコはすべてにおいての敏感期(汗)。
    子どもたちがせっかく興味を持った事を、大人が面倒くさがってつぶしてしまってはいけないのですが、中には一生懸命準備してあげたことでも、一時的な興味ですぐ飽きてしまうものも。
    子どもたちをよく見て、沢山会話して、同じ目線に立って見る事で、上手に「敏感期」の見極めをして環境を整えていきたいです。

以上、モンテッソーリ教育を取り入れている園に通う我が家が感じたメリット・デメリットについて書き出してみました。
教育方針は家庭によって様々で、「ネイティブ並みに、英語で考えて話せるようになって欲しい!」「私立受験を考えているし、フラッシュカードや知育を多く取り入れている園がいい!」「運動分野での才能を開花させたい!」「小さいうちは、とにかく元気いっぱい伸び伸びと!」・・・等、本当に多種多様ですよね。モンテッソーリ教育がどのご家庭の教育方針にも当てはまるとは思えませんが、少なくとも我が家と同じような考えをお持ちのご家庭にはおすすめです。
冒頭でもご説明したとおり、「モンテッソーリ」と言っても園により取り入れ方が様々なので、興味のある方はしっかりと園の見学等で情報収集されることをお勧めします。
子どもたち・ご家庭に合った素敵な園で、楽しい園生活が送れますように!

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